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2022年10月3日

青葉通で遊び場を開きました!

9月23日(金)〜26日(月)の4日間にわたって仙台駅前で実施した「仙台市遊びの環境に関する実証実験『あ・そ・び・ば 仙台』」は、たくさんの子どもたちが家族と一緒に遊びに来ました。
「青葉通仙台駅前エリア社会実験『MOVE MOVE』」の一環として、ふだんは固い車道のスペースに柔らかな人工芝を敷かれた空間。そこを子どもがいつもと違う「自由な遊び」を楽しめる環境につくりかえてしまおうという試みでした。


青葉通りのケヤキの柔らかな木漏れ日のなか、赤ちゃんからお年寄りまで、思い思いの遊びを楽しんでいました。
一見すると外遊びには向いていないようにも見える、都市化の進んだ仙台市中心部ですが、じっくり探してみると子どもたちの遊び心を刺激する素材は見つかります。たとえばあちこちに植えられた植物の葉っぱは、工作の材料として活躍していました。


今回、遊び場をつくった場所は、決して「広い」とは呼べない限られたエリアでしたが、そんな中でも子どもたちが「やりたい!」と感じた遊びを自由に楽しめるような素材を準備しました。素材の一つに、音の出るものがあります。
音には形が無いので、狭い空間の中でも子どもたちが思う存分つくり出すことができます。ちなみにこの竹の楽器、仙台七夕で使われたものを再利用してつくりました。放っておけば捨てられてしまうだけのものも、遊びの素材に生まれ変わることがあります。

「やりたい」と思う遊びをのびのび楽しめる場所に出会うと、子どもたちは活き活きとしてきます。そんな子どもたちを見守る大人も、自然と笑顔になってしまいます。これからの仙台駅前が、そんな場所になっていけばよいなと心から思いました。
来場したみなさんにはこれまでの「あ・そ・び・ば 仙台」と同様、「遊び場」についてその場で感じたこと、日々感じていることなどについてご意見を伺いました。いつもとは違う「自由な遊び」を、いつもどおりの「自由な遊び」にするために、これらの声をたくさんの方々に届けて、仙台の遊び環境をよりよいものに変えていきます。